生物情報科学科での学部教育
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私は,生物情報科学という,生物学と情報科学の融合分野について,学部生の段階で先進的な教育を受ける機会に恵まれました。私が在籍したときは,学年の学生人数は10人程度,一方で教授陣も約10人ほどと,学生定数:教員数がほぼ 1:1 というとても恵まれた環境で,最先端の学問分野を指導していただくことができました。
一同窓生として,そしてその分野に関わる人間として,生物情報科学という学問分野の魅力が多くの人に伝わり,少なからず数の学生が,この分野の関連学科に進学し,勉強・研究することを検討してくれることを期待しています。
少し古い資料になってしまいますが,学科の進学ガイダンスのイベントなどで作成したスライドを,ここに公開したいと思います。
発表資料 - 2016年度 東京大学理学部 生物情報科学科進学ガイダンス
これは,大学の学部2年生を主な聴衆とした進学ガイダンスのイベントです。学部教育の細かいカリキュラムには,多少のアップデートはあるかと思いますが,生物情報科学科の魅力はほぼ変わっていないと思います。
発表資料 - 模擬授業 ゲノム科学への招待
2016年の4月から6月にかけて,東京大学フューチャーファカルティプログラムを受講し,大学での教育の方法論を勉強しました。 そのトレーニングプログラムの中に,6分間の模擬授業を実践するという内容がありました。私は,コンピュータを使って,生命の遺伝情報を解析するとはどういうことかについて,5-6分間のミニ講義が出来るスライドを作成しました。ゲノム科学という,生物情報科学での学部教育の中心をなす科目についての,簡単な紹介になっていると思います。ここに,その発表資料を公開します。